日本トランスシティ×川西倉庫 世界物流の停滞が懸念材料…倉庫業界の老舗2社を比較

公開日: 更新日:

 トランプ大統領の相互関税が世界を揺るがしています。報復関税に動かず、アメリカと交渉する国に対しては90日間の発動停止となりました。

 一方、中国との関税合戦は予断を許しません。場合によっては世界経済を大きく落ち込ませる要因となりかねません。

 貿易戦争は世界の物流を停滞させます。高関税を課せられ、売れなくなった商品が倉庫に山積みなんて事態も起こるでしょう。

 今回は、倉庫関連の「日本トランスシティ」と「川西倉庫」の社員待遇を比較してみます。

 日本トランスシティは三重県四日市市に本社を構えます。1895(明治28)年創業の総合物流企業です。港湾エリアを中心に倉庫業、輸送業、通関業務、国際物流などを展開。自動車や化学、鉄鋼業界などたくさんの業種を支えています。

 川西倉庫は神戸市に本社を置きます。設立は1918(大正7)年で、港湾物流が強み。主に大阪港(神戸・大阪)や中部エリアでの港湾荷役、倉庫保管、通関業務を行っています。危険物や温度管理貨物の取り扱いにも定評があります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー