日本トランスシティ×川西倉庫 世界物流の停滞が懸念材料…倉庫業界の老舗2社を比較

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 トランプ大統領の相互関税が世界を揺るがしています。報復関税に動かず、アメリカと交渉する国に対しては90日間の発動停止となりました。

 一方、中国との関税合戦は予断を許しません。場合によっては世界経済を大きく落ち込ませる要因となりかねません。

 貿易戦争は世界の物流を停滞させます。高関税を課せられ、売れなくなった商品が倉庫に山積みなんて事態も起こるでしょう。

 今回は、倉庫関連の「日本トランスシティ」と「川西倉庫」の社員待遇を比較してみます。

 日本トランスシティは三重県四日市市に本社を構えます。1895(明治28)年創業の総合物流企業です。港湾エリアを中心に倉庫業、輸送業、通関業務、国際物流などを展開。自動車や化学、鉄鋼業界などたくさんの業種を支えています。

 川西倉庫は神戸市に本社を置きます。設立は1918(大正7)年で、港湾物流が強み。主に大阪港(神戸・大阪)や中部エリアでの港湾荷役、倉庫保管、通関業務を行っています。危険物や温度管理貨物の取り扱いにも定評があります。

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