「サイゼリヤ」が中国の日式外食チェーンで一人勝ちの秘密…くら寿司、餃子の王将なぜ失敗

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「日式」にこだわったことが裏目に出たようだ。同じ麺類では丸亀製麺も中国事業に失敗している。12年に上海で1号店を出店すると、ピーク時には約70店舗まで展開したが、22年に撤退した。ニーズをつかみきれなかったうえに、景気悪化も影響したとみられる。11年進出のはなまるうどんも37店舗にとどまり、22年に撤退した。

「日本人は和洋中から料理を選ぶが、中国人は中華料理が主。外国料理はたまに食べに行くようなもので、そもそもニーズが小さい。それに、日本のチェーンは地場のチェーン店より価格が高いので、頻繁には行かない。成功しているのはサイゼリヤぐらいだろう」(同)

 サイゼリヤは03年に上海で中国1号店をオープンし、その後は北京や広州にも出店した。今年5月末で国内1051店舗に対し、中国本土には555店舗を展開している。中国は重要な収入源となっており、23年8月期は国内事業の赤字をアジア事業の黒字で補填した。翌24年8月期は、国内事業の営業利益が27億円である一方、アジア事業は116億円だった。


「サイゼリヤの客単価は800円程度とイタリアンの中では圧倒的に安い。現地では『ピザハット』がレストランとして営業しているが、倍以上高い」(同)

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