デリカフーズHD 大﨑善保社長(1)代役として出席した結婚式で運命の出会い

公開日: 更新日:

 舘本から「君には事業家としての志はあるのか。私は日本の農業を立て直したい」という熱い思いを聞かされ、感化された大﨑は、2年間の約束で舘本に弟子入りすることになった。最初はアルバイトからだった。

「ちょうど外食チェーンが各地で急成長していた時期でした。デリカフーズも拡大していました。野菜の運搬や大根の皮むき、早朝のトラックへの積み込みなど、24時間365日、働きづめの生活でしたが、私は修行だと思い、必死に働いていました。しかし、日を追うごとに仕事は増えていき、それをこなすためには長時間労働、徹夜、休日出勤は当たり前。50代の工場長は疲弊し、疲れ切った現場の社員やアルバイトを叱咤激励して、なんとか回している状況でした。そこで、大根の切り方から、袋詰めの仕方までアルバイト仲間と業務の効率化を進めました」

 まだ20代のアルバイトが、仕事のやり方を変えてしまうのは、普通はないことだ。さすがに、批判もあがったようだが、大﨑の改善策は合理性があり、他人を納得させる力もあったのだろう、改善策は次々に受け入れられていったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定