コメ平均価格がまた最高値更新…それでも来春には「米価急落」必然のワケ

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「すでに集荷業者の間では、高値で買い付けて不良債権と化した新米在庫を、赤字覚悟で売りに出す動きが広がっている。いつ暴落してもおかしくありませんが、少なくとも来年3月の決算期直前には、損切りを決断する業者が相次ぐでしょう」(コメ流通業界関係者)

 さらに在庫を抱え続けると、管理上の問題も出てくる。

「コメは本来、とてもデリケートで取り扱いが難しい。酸化したり、すぐ虫が湧いてしまうので、冷蔵で保管する必要があります。暖かい季節になれば、それだけ冷蔵コストはかさむ。光熱費が高騰し、新米の仕入れ値も上がっただけに、経営を圧迫しかねない。どんなに遅くとも来春には、滞留在庫を安売りして吐き出さざるを得なくなるでしょう」(大手コメ卸売関係者)

■おこめ券も用なし

 政府はコメ高騰対策として「おこめ券」配布を打ち出しているが、消費者の手元に届くのは来年3月ごろとされている。米価急落の時期と、ドンピシャとなるのか。業界の見立て通りなら、ますます不要だ。

  ◇  ◇  ◇

 日本の主食はどうなってしまうのか。コメをめぐる問題については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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