(100)新NISAでも年4回決算型を3本組み合わせれば毎月分配が可能になる!
たとえば、楽天証券ユーザーが年4回決算型の投資信託で分配金を毎月受け取りたい場合、この商品に加え、「楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)」「楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)」を併せ持つ方法がある。3本の投資信託の決算月がずれているため、毎月、いずれかの投資信託の分配金を受け取れることになる。直近の分配金を3本合計すると245円で、これが続くと仮定すると、年980円となる。直近の基準価額で計算すると、3本の投資信託を均等に合計で1000万円分保有すると、年約27万円(月換算約2万3000円)を受け取れそうだ。
SBI証券のユーザーなら前述の投資信託に「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」「SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」を組み合わせる方法もある。3本の投資信託を組み合わせると日本と米国の高配当株に分散投資できる点もメリットだ。
投信協会のサイトで年4回決算型・新NISA対象を検索すると、248本が該当する。自分の好みに合わせて組み合わせるのもいいだろう。
(ジャーナリスト・向山勇)



















