京都駅東部エリア、芸大移転が流れを変えた、生まれ変わった崇仁地区を回廊でめぐる
グラングリーンに重なる「100年の森構想」
この京都駅東部エリアの再開発が完成すれば東・西・南・北、京都駅周辺はまさにコンクリートジャングルと化す。この事態に危機感を抱いているのが、移転した京都市立芸術大学の小山田徹学長(64)だ。近代的な再開発とは一線を画す「100年の森構想」を掲げている。
この構想は、地域一帯を緑の回廊で結び、人の流れや滞留を増やすというものだ。「京都駅ビル開発」の鳴滝翔吾営業企画課長は大きな関心を寄せているという。鳴滝氏が言う。
「『100年の森構想』は面白いと思いますよ。どうやって事業を成り立たせるか、森をつくる投資は誰がするのか、そこからどのようなリターンを得るのか。構想段階で不透明な部分もありますけど、人が集まる仕掛けとしては十分です。大阪駅にグラングリーンができたように、やっぱり緑の公園を求めて非日常を味わいたい方はたくさんいますから」
芸術大やホテル、エンタメ施設、複合商業施設などが森でつながれば、八条口から東側のエリアが一気に活性化するのは間違いない。


















