巨大「クジラ」に学ぶ投資術で夏の出費を取り戻す GPIFなら利益率は16%超
保有銘柄はトヨタ、三菱UFJ、日立、ソニー
物価上昇をはるかに上回る収益率を上げているのだから、確かに参考になる。もう少し収益率(25年度)を細かく見てみると、国内債券はマイナス5.11%。要するに損をしたのだ。
一方、外国債券は12.33%、国内株式は34.62%、外国株式は27.16%とそれぞれプラス。4分野トータルで41兆3995億円を稼いだ。
さて、どんな銘柄を保有しているか。時価総額ベース(26年3月末)でトップ10を並べると、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日立製作所、ソニーグループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱商事、三井物産、みずほフィナンシャルグループ、東京エレクトロン、三菱重工業だ。
ちなみに、外国株はエヌビディア、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、ブロードコム、TSMC(台湾)、メタが上位に並ぶ。
日米とも有名企業がズラリ。こうなると、余計なことを考えず、名の知れた大企業に投資しておけば資産は増えるんじゃない? と開き直りたくなりそうだ。
忘れちゃならないのは、大暴落はいつかやってくるということ。GPIFだって、リーマン・ショックの世界金融危機では基本ポートフォリオは33%のマイナスとなった(07年12月末~09年2月末)。
1987年のブラックマンデーではマイナス14.8%、90年代初頭のバブル崩壊はマイナス16.9%を経験している。
日経平均が7万5000円、8万円と上昇していくならクジラの投資術を参考にしたいが……。



















