リーグ戦初先発 ミラン本田の“消化不良”

公開日: 更新日:

 名門ミランのMF本田圭佑(27)が、イタリアデビュー3試合目にして「セリエA初先発」を果たした。地元でのベローナ戦(日本時間20日午前4時50分キックオフ)にトップ下としてスタメン出場したのである。

 もっとも、試合直後に初めてテレビ用インタビューに応じ、自身のパフォーマンスについて「全然ですよ。50%もいってないと思います」と話したように初戦サッスオーロ戦のゴール右ポスト直撃弾、2戦目イタリア杯のゴールのようなインパクトは残せず、「収穫と課題」がハッキリした。

 この試合は、ミランの大物OBセードルフ(元オランダ代表MF)の指揮官デビュー戦でもあった。試合前日に「攻撃陣の質を最大限に生かすために4(DF)―2(守備的中盤)―3(攻撃的中盤)―1(FW)を考えている」と話したセードルフ。実際にイタリア代表FWバロテッリが1トップを務め、背後のトップ下には左にFWロビーニョを、右にMFカカを従えた本田が入った。

 ロビーニョ、カカ、そして守備的MFモントリーボとの関係性はスムーズだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった