リーグ戦初先発 ミラン本田の“消化不良”

公開日: 更新日:

 日本代表での<オレ様キャラ>も板についてきた。前半13分、相手ゴール正面から右寄りポジションでミランのFK。ボールの前に仁王立ちしながら「オレが蹴る!」オーラ全開の本田。隣でロビーニョが蹴りたそうにしていたが、何やら言い含められてキッカーをあっさり本田に譲った。

 プレーでもコミュニケーションの面でも連係不足を露呈したのが、悪童FWと呼ばれるバロテッリとの関係性である。

■課題は悪童FWバロテッリの操縦

 前半40分、後半10分のミランFKの場面でバロテッリは、すぐそばの本田を100%無視してドカ蹴り。ゴールが決まらなくても、ヘコむ様子はみじんも感じられなかった。

「バロテッリというのは自分の好きなタイミングでボールを受け、自分の感性だけに頼ってシュートするのが大好き。ラストパスを送ってゴールをお膳立てすることを面倒くさがり、守備自体が大嫌いなのでプレスをかけることも露骨に嫌がる。わがままストライカーをどう手なずけるか? 本田にとって喫緊の課題でしょう」(サッカー記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす