スローテンポで最後まで振り切る

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■ヘッドスピードが加速

 かつて米軍の多摩ヒルズゴルフコースにチャック・キャンベル(米)というティーチングプロが所属していた。73年に来日し、「3つのS」(スロー、スイング、シンプル)をキーワードに、教え子にはツアープロも多くいた。関西の中村通プロや山本善隆プロら有望な若手の合宿にコーチとして招かれたこともあった。

 ゴルフ雑誌の取材で行って仕事が終わると必ず一緒に回ってくれた。

 ラウンドしながら「アメリカにはフルモーション、ハーフスピードという言葉がある」と最初に教わった。
 フルモーションとは日本で言っているフルスイングのこと。ドライバーでフルスイングするときでも、スイングのテンポは自分で思っている半分ぐらいのスピードという意味。
「コースをラウンドするときも自分のイメージするフルスイングの半分ぐらいのスピードで最後までスイングしてフィニッシュをとるように」とよくいわれた。

 そのぐらいのスローテンポでも、最後までスイングしてフィニッシュをとれば遠心力によって自分で思っているより倍以上のスピードが出るというのだ。

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