サッカー男子U-21 決勝Tパレスチナは最も不気味な相手

公開日: 更新日:

 アジア大会サッカー男子のU―21日本代表が21日、ネパールを4─0で下し、決勝トーナメント1回戦でパレスチナ代表と対戦する(25日午後5時キックオフ)。

 日本代表の国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランクは48位。対するネパールは183位。格下相手に日本は序盤から攻めあぐね、前半の得点はFW野津田岳人(20=広島)のミドルシュート1本だけ。それでも後半はネパールの選手の足が止まり始め、FW鈴木武蔵(20=新潟)の2ゴールなどで振り切った。

「ランク通りの順当勝ちだが、日本の不安材料が露呈した試合だった」とサッカージャーナリストの六川亨氏が言う。

「90分を通して試合を支配しているとはいえ、地上戦にこだわり過ぎて攻め手を欠く場面が少なくなかった。相手GKはハイボールに弱く、不安定なプレーが目立った。ハイクロスやGKとDFの間に高速クロスを放り込むなどして守備網をパニックに陥らせるとか、ベンチも選手も工夫が欲しかった。不用意なパスミスが目についたのも、大いに気になるところ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発