サッカー男子U-21 決勝Tパレスチナは最も不気味な相手

公開日: 更新日:

 決勝T1回戦で日本が対戦するパレスチナは、今大会で最も不気味なチームといっていい。

 政情不安のパレスチナのサッカー協会が、FIFAとAFC(アジアサッカー連盟)に加盟したのは98年。チーム強化もままならない状況が続いたが、近隣の中東諸国で合宿を張るなどして強化に努め、アジア地域の中堅国が参加した今年5月のAFCチャレンジ杯決勝でフィリピンを破って初優勝。来年1月のアジア杯に駒を進めた。

「チャレンジ杯で背番号7を付け、決勝戦での決勝ゴールを含む4得点のFWアシャラフ・ヌマンらA代表の主軸は今大会不出場だが、グループCの初戦でオマーンを2─0で破った力は侮れない。ゴールを決めた身長170センチFWモハメッド・サミラ、166センチMFアーメド・スアドは要注意。シュート10本(枠内6本)を打たれながら、完封した守備陣の粘り強さも要警戒です」(六川氏)

 情報量の少ないパレスチナには、高い集中力を持って臨まないと足をすくわれかねない──。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」