やくみつる氏 鶴竜の“変化”怒らぬ協会に「横綱像歪む」と苦言

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「相撲協会が海外にも門戸を開いている以上、外国人力士隆盛を日本人横綱待望論の観点で語るのは嫌いでした。でも、さすがに今回は頭にきています」

 こう話すのは、元相撲協会外部委員で、好角家として知られる漫画家のやくみつる氏だ。

 20日の大相撲九州場所12日目、横綱鶴竜(29)が大関豪栄道に立ち合い変化で勝利。勝つことに徹したとはいえ、横綱らしくない姑息な手段に、館内からも「横綱だろ!」と非難の声が飛び交った。

「鶴竜は違うとは思っていましたが、20日の一番を見て、まだこんなものか、と。お年寄りだけでなく、日本人は力士に、特に横綱には尊崇の念を抱きたいんです。白鵬(29)あたりはそれをわかって如才なく振る舞ってはいますが、懸賞金を受け取るしぐさなどに本質が見えてしまう。確かに輪島(元横綱)もよく変化していましたが、それでも日本人なら横綱のありようというものは肌でわかる。外国人力士はいくらそうしたことを努力して学んでも、結局は日本に稼ぎに来ているんだな、ということが見えてしまう」

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