打球直撃のオリ丸毛が引退…道具進化でボールは“凶器”にも

公開日: 更新日:

 西武OBの三井浩二氏は「日本でもヒザに当たって骨折した選手はこれまで何人もいます」と、こう続ける。

「僕は先発時代、腰に打球を食らったことがある。当たる瞬間はスローモーションのようになって、ボールが大きく見える。『ああ、やばい。もうこれで(人生が)終わりかもしれない』と思いましたね。ぶつかった箇所がベルトでなければ、骨折していたかもしれません。痛みも1日や2日じゃ引かず、1週間後の登板でも腰に違和感があった。対策? キャンプでは捕手の防具をつけて近い距離からノックを受けたり、テニスボールを使って捕球練習しますが、どれだけ効果があるかは疑問。最後は投手の反射神経と運です」

 反発力の高い「飛ぶボール」でホームランが増えればファンは喜ぶが、投手からすればたまったもんじゃない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」