ハムの中継ぎ左腕・乾獲得 巨人“京介ショック”克服なるか

公開日: 更新日:

 巨人は11日、大累進内野手(25)と日本ハム乾真大投手(27)とのトレードが合意に達したことを発表した。巨人は中継ぎ左腕の強化を図りたい事情があり、日本ハムは若手野手を補強ポイントに挙げていた。

 巨人に加入する乾は10年ドラフト3位で東洋大から日本ハムへ入団。中継ぎ左腕として一軍通算67試合で1勝2敗、防御率5.86。12年には36試合に登板し、リーグ優勝に貢献した。

 左腕が欲しい――。巨人は昨年10月に発覚した野球賭博問題で福田、笠原、松本竜の3投手を解雇した。その後のドラフト会議で、1位の桜井を筆頭に8投手を獲得。なんとか穴を埋めたものの、想定外だったのは、高木京が開幕前の3月に野球賭博を行っていたことが発覚し、契約解除となったこと。経験豊富で貴重な左投手がいなくなり、一気に「中継ぎ左腕」が手薄になってしまったのだ。

 セ・リーグとの対戦を一回り終えた巨人投手陣の防御率は、先発右=3.31、同左=3.27。救援右=3.06、同左=4.26。確かに救援左腕が最も不安定だと数字に表れている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは