名古屋復帰で大活躍 闘莉王にJ3鳥取が“恨み節”の理由

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 “強力助っ人”の奮闘を羨ましく、いや苦々しく思ったことだろう。J3でブービー15位に低迷して最下位争い真っただ中の鳥取の面々である。

 10日のJ1で年間順位16位とJ2降格圏内にあえぐ名古屋が、敵地での新潟戦を1-0でモノにした。5月4日以来19試合ぶりの勝ち点3。立役者は昨年11月に名古屋から戦力外通告を受け、今年1月に母国ブラジルに帰国していた元日本代表DF闘莉王(35)だ。

「闘莉王を“クビ”にしたのは、今季から指揮を執った小倉隆史GM兼監督(43)。しかし、新米監督はチームをJ2降格の危機にさらし、フロントも8月末に小倉監督解任に踏み切り、後任のジュロブスキー監督が闘莉王に復帰のオファーを出した」(サッカー記者)

 闘莉王は復帰初戦の新潟戦に先発フル出場。最終ラインで体を張ったプレー、的確なコーチングでチームメートをグイグイ引っ張り、J1残留ライン15位の甲府との勝ち点差を4に縮めた。

「これにギリギリと歯ガミをしているのが、J3で最下位争いを演じている鳥取です。鳥取のGMは、ジョホールバルでW杯初出場を決めた決勝V弾を叩き込んだ“野人”岡野雅行(44)。浦和時代のチームメートだった闘莉王とは飲み仲間でもあり、今でも信頼し合える友人でもある。その岡野GMが昨年来、闘莉王に『高い年俸は払えないが、J2復帰のために助けて欲しい』と要請。男気に感じた闘莉王も『必ず鳥取でプレーする。タイミングを待っていてくれ』と返答。鳥取サイドは、一日千秋の思いで待ち続けていた。それが、急転直下の名古屋復帰ですから非常に複雑な思いです」(前出の記者)

 その鳥取は昨11日、鹿児島と対戦して0-2の敗戦。最下位のYSCC横浜との勝ち点差は1のまま。ドロ沼でもがいている。救世主になってくれるハズだった闘莉王にウラミ節のひとつも言いたくなる……かも。

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