楽天は二軍も首位 平石監督にドラフト戦略と育成力を聞く

公開日: 更新日:

 二軍も強い。

 パ首位をキープしたまま交流戦を終えた楽天。5位に低迷した昨季がウソのように12球団最多の貯金20を積み重ねている。

 特徴的なのが若手の台頭で、それを支えるのが二軍の育成力だ。楽天はイースタン・リーグでも首位。平石洋介二軍監督(37)に好調の要因を聞くと、星野仙一副会長(70)の名前を挙げた。

「それまでのことを否定するわけじゃないけど、副会長が来られて、ドラフト戦略や補強ポイントがより明確になったと思います。もともとあった球団のプラン、さらにその先の戦略や補強ポイントは事前に聞いたりもするので、『数年後を見据えてここを強くしよう』というのが分かりやすくなった」

■手を抜かないという意識づけ

 二軍は勝利優先ではないが、ただの育成場所とも考えていない。ヤクルト高津臣吾二軍監督(48)や日本ハムの田中幸雄二軍監督(49)らとは積極的に意見交換もしているという。そんな若手を預かる指揮官の心構えは至ってシンプルだが、そこに妥協はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発