著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

メキシコ戦3-0の原動力 小柄な湘南コンビにより一層注目

公開日: 更新日:

 U-20W杯(ポーランド)参戦中の若き日本代表戦士たち。16強入りを左右すると言われたのが、26日のメキシコ戦だった。初戦でイタリアに黒星を喫した中南米の強豪は、エースFWライネス(ベティス=スペイン)を主戦場の右MFではなく、中央に置くという秘策を講じてきた。想定外のアプローチに首尾よく対応したのが、ボランチのMF斉藤未月と左SBの鈴木冬一の湘南コンビ。今季J1で活躍する2人の冷静沈着な守備が日本の勝ち点3奪取の原動力となった。

「日本人の選手ではなかなかいないタイプ。止めるのは相当難しくなる」と鈴木が警戒していた18歳のライネスは身長167センチの小柄なテクニシャン。昨夏移籍したベティスで12試合出場。同クラブで前半戦8戦出場の乾貴士(現アラベスMF)を上回る働きを見せた。 そのエース封じが日本の生命線だった。

 当初は左SB鈴木が徹底マークすると見られたが、ライネスが陣取ったのはまさかのトップ下。主将MF斉藤が見る形になったものの、開始直後は捕まえ切れずに苦しんだ。それでも10分足らずで修正。組織的かつ強固な守りを形成する。 中でも斉藤は絶対的な統率力でチームメートをけん引。激しい寄せで自由を奪うシーンも随所に見せ、3ー0完勝の原動力となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か