全治8週間の大ケガで休場も 豪栄道が「引退できない」理由

公開日: 更新日:

 ある親方は「引退はしないでしょう。できない理由がある」と、こう続ける。

「なにせ豪栄道は親方株を取得していませんからね。つまり、いま引退したら廃業しかない。同世代では普通、あれだけ長く大関を張っていれば、とっくに取得していてもおかしくないのだが……。誰かに株を借りる?確かに親方株は同じ一門の空き株や、所有者が使っていないものを借りることができる。でも、豪栄道にはそのアテがない。いや、2つほどあるにはあるが、ひとつはすでに継承者が内定済み。もうひとつは所有者の定年退職待ち。後者はあと2年で退職が決定しているので、豪栄道はそれまで石にかじりついてでも現役を続けるしかない」

 2日目は横綱白鵬、大関の高安貴景勝に加え、大関とりを目指す御嶽海も初黒星と上位陣が総崩れ。いまさらカド番の常連が休場したところで、さほど話題にならないことが救いか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?