全日とWWEが合体? プロレス界再編加速で黄金期復活に期待

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 そんななか、風向きが変わったのが、12年。トレーディングカードやオンラインゲーム会社のブシロード(マザーズ上場)による新日本プロレスの買収だ。18年には、タカラトミーを立て直したハロルド・メイ氏を社長に招聘している。

「男性ファン中心の昭和のプロレスとは違う打ち出し方で、“プ女子”と言われる女性ファンを獲得するなど、18年の観客動員数は子会社化直後の13年比で約2.8倍に増え、人気を盛り返している状態です。ノアは中心選手だった三沢光晴さんが試合中の不慮の事故で亡くなってから低迷を続けていて、今回は救済される形でサイバー入りしました。ただ、黄金期のプロレスを見ていた40代以上のファンの多くは今のプロレスに熱狂していません。こうしたかつてのファンも取り込めれば、業界全体がさらに盛り上がるのではないでしょうか」(前出のライター)

 今やインターネットによる動画配信が主流で、海外からの視聴も多い。選手がユーチューブやSNSで発信することで多くのファンを獲得している。実際、新日本プロレスはグッズ販売などの派生ビジネスも好調で、売上高は右肩上がり。ここに来て全日本プロレスとWWEの合体が実現すれば、業界全体が再び盛り上がりを見せるかもしれない。

(取材・文=伊藤洋次)

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