著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メジャーリーグで詐欺被害多発 大物選手やOBは恰好のカモ

公開日: 更新日:

■サイ・ヤング賞投手も

 16年にはナラヤンという詐欺師が運営するネズミ講式の投資詐欺にジェイク・ピービー(07年サイ・ヤング賞投手)とロイ・オズワルト(アストロズの元エース)が引っ掛かる事件があった。被害額はピービーが1510万ドル(約16・6億円)、オズワルトは760万ドル(約8・4億円)。主犯の詐欺師は2人が信心深い南部人であることに目を付け、宗教右派に属する実業家を装って近づき、巧みに投資話に誘ったという。

 12年にはモンタス・ウォルトンという28歳の野球好きの詐欺師が、自分はブルージェイズに所属する有望株だと偽って、2つの代理人事務所にエージェントになってほしいと持ちかけ、それぞれ4500ドル(約49・5万円)と1200ドル(約13・2万円)相当の金品を詐取する事件があった。中小の代理人はどこも顧客探しにしのぎを削っているので、演技派の詐欺師にコロッとだまされたようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”