西武42年ぶりの屈辱最下位争い 辻監督それでも続投は「松坂大輔の充電」待ち

公開日: 更新日:

 西武OBは「前倒しを避けるためでしょう」と、こう続ける。

「辻監督の後釜は松井稼頭央二軍監督、その次が松坂というのが、球団の当初からの考えです。問題はその松坂がいつ、オファーを引き受けてくれるか。『松井監督』も西武の切り札のひとつとはいえ、無条件で何年もというわけにはいかない。仮にBクラスの低迷が続くようなら、解任せざるを得なくなることもあるでしょう。その時、松坂の充電期間が終わってなければ、つなぎの監督を探すハメになる。つまり、バトンを渡す時期をなるべく遅らせたいのです。辻監督続投なら、最低でも1年の時間は稼げる」

■家族と過ごす時間

 松坂は15年にソフトバンクで日本球界復帰を果たし、以降は家族を米国に残しての単身赴任が続いていた。13歳の長男と11歳の次女とは可愛い盛りを共に過ごせず、引退会見で「家族と過ごす時間を増やしたい」と話した。西武だって、失われた時間を2年や3年で埋められるとは思っていないはずだ。

「西武にすればボロボロのチーム状況で松井二軍監督にバトンを渡すのは賭けですからね。ちょうどドラフトで1位の隅田、2位の佐藤と即戦力左腕を獲得したこともあり、辻監督にチームを整備させてから監督交代という流れにしたいのです」(前出のOB)

 いわば辻監督続投は球団なりの安全策。無難といえば無難だが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ