著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

Jリーグ「ホームタウン制度撤廃」はあり得ない あるとしたらマイナーチェンジ

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■新国立競技場でホームゲーム開催も?

 紆余曲折を経てスタートしたJリーグだが、93年5月15日の記念すべき開幕戦が、中立地である(旧)国立競技場で開催されたように、当時は横浜国際競総合競技場も埼玉スタジアムも完成しておらず。キャパシティーが最も大きかったのが、この国立競技場だった。

 地方クラブも持ち回りで国立競技場でホームゲームを開催できたのだ。たとえば、ジェフ市原(当時)が浦和レッズやヴェルディ川崎、横浜マリノスといった集客が見込めるチームと対戦する時は、ホームの市原臨海ではなくて国立競技場でホームゲームを開催することができた。

 その後も国立競技場はナビスコ杯(現ルヴァン杯)の決勝やチャンピオンシップ、天皇杯決勝などビッグゲームに使用されてきたが、東京五輪のために2014年から全面改修に入り、サッカー専用の埼玉スタジアムに移った。

 しかし、今後は新国立競技場がJリーグ開幕当初のようにマーケティング活動やイベント開催を絡め、ホームゲームとして使用できるようになるかもしれない。

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