巨人13日ぶり試合…最大の心配はエース菅野「コロナから復帰急げば重大な故障も」とOB危惧

公開日: 更新日:

 そういう意味で最も心配なのが、陽性だったエースの菅野(智之=32)です。近年は腰や右肘を故障して満身創痍に見える。ただでさえ、昨年から調子が上がらない中、復帰を急いで投げることになれば、さらに重大な故障の危険性が増すことになる。投手生命に関わるような事態にならないよう、慎重の上にも慎重を期した方がいいと思います」

 この日の阪神戦で先発マウンドに上がったメルセデスは、コロナ禍に見舞われた巨人にあって数少ない陰性者だった。しかし、「チームとして活動を停止していた期間がある。陰性だったメルセデスにも影響がないわけはないでしょう」と高橋氏が指摘するように、二回1死から大山に右翼席へソロ本塁打を浴びると、三回には2死無走者から連打で追加点を奪われ、7回途中4失点で4敗目(5勝)を喫した。

 打線では丸が2安打と気を吐いたものの、コロナ明けのスタメン4選手は計14打数2安打。そもそもチーム全体で4安打なのだから、好調の阪神相手に分が悪かった。ますますエースの菅野に依存したくなる状況になってきたから、危険な兆候である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後