メッシW杯V悲願達成の裏にプレースタイルの変化 「代表では輝けない男」のレッテル完全払拭

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 サッカーの神様は「どっちに肩入れしようかなぁ~」と右顧左眄(うこさべん)しながら「5回目のW杯出場で有終の美を飾ろうと奮闘した35歳のレフティー」に黄金の優勝トロフィーを手渡すことにした。カタールW杯を最後に「アルビセレステ」(白色と空色)の代表ユニホームに別れを告げるアルゼンチンの大黒柱FWメッシ(35=パリSG)である。

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 日本時間19日午前0時開始のW杯決勝は、前半をメッシのPKとFWディマリアのゴールで2-0で折り返したアルゼンチンが、後半に入っても試合を優位に進めた。

 ところが同35分にフランスFWエムバペ(23=パリSG)がPKを決めた瞬間、試合の形勢は一気にフランスに傾いた。わずか1分後、中盤でメッシがボールをロスト。そこからの流れでエムバペがゴール左からダイレクトシュート。これがゴールネットに突き刺さり、2-2の同点で延長に突入した。

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