相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

公開日: 更新日:

 実際、2007年に起きた時津風部屋の弟子リンチ死事件、10年に社会問題化した野球賭博と八百長騒動、17年に発覚した貴ノ岩暴行問題など、不祥事が新弟子検査を直撃し、入門者数の減少を加速させている。

 白鵬は現役時代の実績と潤沢な資金力を背景に独自の供給ルートを構築し、アマチュアの有望株を次々に宮城野部屋に引き入れていた。新弟子確保の苦労とは無縁でふんぞり返っていたが、角界は運命共同体。イジメの黙認、隠蔽の背景には、事の重大さを認識できない甘さと、何をしても許されるという現役時代さながらの傲慢さがある。

  ◇  ◇  ◇


宮城野親方に代わり、3月場所までは玉垣親方(59=元小結智乃花)が師匠代行を務める。27歳で角界入りした元教師という異色の経歴の持ち主だ。その素性と評判は、●関連記事【続きを読む】…で詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗