《おじさんイジメ》の日本シニアOPからスコア100前後のアマゴルファーが学べること

公開日: 更新日:

「あんまり年寄りをイジメるなよ」

 こんなボヤキがコースのあちこちから聞こえてくるのが今年の日本シニアオープンだ。

 会場(千葉CC川間C6811ヤード・パー71)のラフは25センチまで伸びているので、長い芝で足首までスッポリ隠れる。第1打を左右に曲げるとボールは真上から見ないと確認できず、1度見つけたボールを見失わないように横に帽子を置いて目印にする選手もいるほどだ。このラフに入れるとパーオンは厳しい。風が3メートル前後と〝大人しい〟のが救いだが、プロでもこんな厳しいセッティングでプレーすることは滅多にない。第1打をフェアウエーに置かないとバーディーは絶望的。それでもドライバーを使う者もいれば、ユーティリティやアイアンで距離を落としても確実にフェアウエーに運ぶなど、コースマネージメントも多様だ。

 ラフ地獄を象徴するミスが出たのは兼本貴司(53)の16番パー4。第1打を左ラフに入れて、アイアンでグリーンを狙うも10ヤードしか前に飛ばず、3打目も花道左のラフへ。4オン1パットのボギーとした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?