日本選手枠さらに減少の危機!ゴルフ界の大変革で全米オープン、全英オープンがLIVに出場資格

公開日: 更新日:

 だが、LIVへの門戸開放で国内の出場枠がこのまま維持されるとは限らない。ゴルフライターの吉川英三郎氏がいう。

「4年目を迎えたLIVは今年も9カ国で14試合が行われます。1チーム4人の13チームが個人戦と団体戦を同時進行で行い、各組が一斉にスタートするショットガン方式の3日間大会は新たなゴルフファンを獲得している。そのLIVは先月、米FOXスポーツと複数年の放映権契約を結んだことを発表した。同局系列のネットワークで生中継され、中継されない大会はFOXスポーツなどのアプリで配信される。

 52人メンバーには、J・ラーム、B・ケプカ、D・ジョンソン、B・デシャンボーなど、メジャー優勝者が多数いる。予選落ちがない大会だが、レベルは非常に高い。FOXテレビが放映することで、人気が高まれば、LIVツアーの力は当然増すでしょう。全米、全英の出場枠拡大を求める声が大きくなるのは必至で無視できなくなる。国内ツアーはLIVよりレベルが低い。前年の日本オープン覇者の全英出場資格や国内予選会の枠に影響が出ることになっても不思議ではありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!