長嶋茂雄さんは「オチャメなおじさん」でもあった。クビにした僕に興奮混じりで放った仰天発言

公開日: 更新日:

 そうかと思えば、急にボクの顔をまじまじと見つめる。そして、「おまえは本当に面白い顔をしてるなあ」と一言。先輩選手に同じことを言われて腹を立てたこともあったが、長嶋監督に言われるとむしろ快感だった。それだけ、目をかけてくれてるのだと思えた。

「おう橋本、調子はどうだ?」

「完璧です!」

「完璧か。おまえの完璧は怖いんだよなあ」

 笑顔でギクリとすることを言われたこともあった。

 ボクはそんな長嶋監督の自宅に電話をかけ、「どういうことなんですかっ!」と詰め寄ったことがある。

▽橋本清(はしもと・きよし) 87年のドラフト1位でPL学園から巨人に入団。93、94年には2年連続で52試合に登板。6勝3セーブ、2勝3セーブをあげた。フォークを武器に貴重な中継ぎとして活躍したが、右ヒジじん帯断裂のケガで98年以降は登板記録なし。00年オフ、巨人を解雇されダイエーにテスト入団したが一軍には上がれなかった。プロ14年で通算134試合に登板、9勝12敗8セーブ。

  ◇  ◇  ◇

 当連載【プレイバック「私が見た長嶋茂雄】は随時掲載予定。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横綱豊昇龍の休場より気がかりな“心の不調”…不眠と食欲減退で体重約10キロ減の不安

  2. 2

    消費税減税打ち切り時の現金支給案に経済界が不満「結局は時間とコストのムダ」

  3. 3

    内閣改造で浮上「自民裏金議員」起用案 永田町でささやかれる入閣候補4人の名前

  4. 4

    庶民は景気悪化に身構えている お気楽なものだ「官邸おこもり」首相動静

  5. 5

    女優・朝岡実嶺さん15年ぶりに舞台出演「亡き夫はどこかで見守っていると思います」

  1. 6

    井伊直政(4)超ブラックな家風 昔から家臣が少ない

  2. 7

    橋本愛の「れなちゃん」呼びが反響…のん“テレビから干された”10年で「あまちゃん女優」脱し独自ブランド確立

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  5. 10

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由