ドジャース大谷749日ぶり白星も、投球には「2つの大問題」…直球2キロ以上上昇も喜べず

公開日: 更新日:

常にフルスロットルだと…

 もうひとつの問題は球速だ。

 28日のストレートの最速は161.4キロ。前回登板まで10試合のストレートの平均球速は158キロ。一昨年(155.8キロ)と比べて2キロ以上上昇したのは、今後を考えるうえで必ずしもプラスとは言えないようだ。

 投手の肘に最も負担がかかるのは、スイーパーやスプリットより何より球速だ。球速が上がれば、それだけ肘にかかる負担も大きくなることを、大谷自身も認めている。

「デグロム(37=レンジャーズ)やバーランダー(42=ジャイアンツ)らメジャーを代表する速球派は肘を壊してから、速球にメリハリをつけるようになった。ここぞの場面では160キロの速球を投げるが、それ以外はあえて球速を抑えています。けれども大谷は常時、アクセルを目いっぱい踏み込んで速球を投げ続けている。常に出力を上げていれば、肘にかかる負担はとてつもなく大きい。このままアクセルを踏み続けるようであれば、肘は長持ちしないでしょう」とは前出のスカウト。

 リハビリを公式戦の中で行うという異例の調整はカーブとスプリットを投げ切ったことでひとつ山を越えたようだが、克服すべき課題はまだありそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 地上波で大谷のプレー姿を目にできる期間は、間もなく終わりを迎えそうだ。来春のWBC国内放映権をネットフリックスが独占したことが波紋を広げているが、これはまだ序章に過ぎない。真に同社が狙うのは「大谷翔平の独占」だからだ。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  5. 10

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒