ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に
ドジャースは“本性”を見抜いたか
ロッテ時代は精密検査で異常がなかったにもかかわらず、シーズンのヤマ場で投げようとせず、ベテランに説教されたくらい。
2023年のソフトバンクとのCSファーストステージでは1勝1敗で迎えた第3戦でこんなことがあった。ロッテは延長十回表に3点を奪われ、崖っぷちに追い込まれた。その裏、藤岡に起死回生の同点3ランが飛び出した瞬間、選手たちはグラウンドに飛び出して欣喜雀躍。お祭り騒ぎの中、浮かない表情をテレビに映し出されたのが佐々木だった。ロッテOBがこう言った。
「7月下旬に脇腹を痛めて登録抹消。復帰3戦目の登板を発熱で回避すると、熱が下がっても投げようとしなかった。CS初戦の登板も、首脳陣に背中を押されて渋々でした。藤岡に起死回生の一発が出たときの表情も、オリックスとのファイナルステージに駒を進めると、また自分が投げなければならないと思ったからではないかといわれたものです。少なくともチームのために身を粉にして投げるタイプではありません」
米メディア「ドジャース・ウエー」は「2026年のドジャースのチーム構想から外れそうな選手」を特集。その中のひとりに佐々木の名前を入れた。「ドジャースの先発が埋まっているいま、ブルペンで投げることになりそうだ。チームが期待していたものとは言えない」「ドジャースは彼を先発ローテから外す、あるいは他球団へのトレードを検討するかもしれない」と同メディア。
佐々木は25歳未満のため、ドジャースが獲得に費やしたのは総額10億円程度とか。この値段で素材は超一級品といわれる選手を、FAを取得するまでの6年間、保有できるのだ。トレードが現実的とは思えないが、仮にドジャースが本気で放出を画策しているとすれば、佐々木の“本性”を見抜いているのかもしれない。
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佐々木といえば、コーチ陣からも指摘されている「臆病マインド」に関係あるのかどうかはさておき、日本ではその隣にはいつも母親がいた。メジャー挑戦をさせろとゴネ散らかした一昨年のオフもそうだ。いったいあの時、何が起きていたのか。改めて振り返ると佐々木の人物像が見えてくる。
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