巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ
「そういう時は補強に頼ろうとするのが巨人の伝統。昨オフ、ソフトバンクからFAで甲斐、前中日の守護神マルティネス、前楽天の田中将と、総額64億円とされる超大型補強を敢行した。全て阿部監督の意向だったが、阪神に15ゲームもの大差をつけられ惨敗。今オフはフロント主導になる見込みです。編成トップの吉村編成本部長は今回こそ結果が欲しい。だから、報じられている前田健の補強に熱心と聞きます。当然、阿部監督の意見は聞くでしょうけど、国内FA権を持つ中日・柳を調査するのもフロント主導です」(巨人OB)
阿部監督にとって3年目の来季は、勝負の契約最終年。2年連続惨敗なら退任の可能性もある中、編成の幹部たちも、無傷では済みそうにない。
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今季の結果を受けて二岡ヘッドの退任が決まったが、チーム内では杉内投手チーフコーチの責任を追求する声が噴出。「人任せ」「グチばかりで立て直せない」などと散々な言われようである。いったいどういうことか。その"辛辣な評判"とは。
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