日本ハムはレイエスさまさま…CSファイナル打ちまくり、ソフトB投手陣はすっかり弱腰に
新庄監督「土下座してでも残ってほしい」
レイエスは昨季、年俸1億円プラス出来高の単年契約で入団。打率.290、25本塁打、65打点と活躍すると、目の色を変えたのが新庄監督だ。9月29日のホーム最終戦のセレモニーで「よそのユニホームは似合わないですよね? 皆さん、どこも行かないで運動を始めてください!」と、ファンに異例の“お願い”をした。
すると、球団はCSファイナルで敗退した直後の10月21日に複数年契約の締結を発表。他球団も獲得に乗り出したと報じられていたが、交渉で揉めることが多い助っ人にしては異例のスピード決着だった。
「新庄監督が打線の要と考えているレイエスの残留が、続投の決め手になったともっぱら。以前、『土下座してでも残ってほしい』と出演したラジオ番組で話していたが、あながち冗談でもないでしょう」(日本ハムOB)
当のレイエスもCS直前、「ずっとファイターズにいたい。日本で引退したい」と心情を吐露。
「もともと外野手だが守備範囲が狭く、メジャーでは主にDH。近年は出番も減っていた。メジャーでは望めない複数年契約や周囲のサポートなど、日本の方が居心地がいいのは明らかです」(前出の日本ハムOB)
CSファイナル初戦はソロ本塁打を含む5打数3安打。新庄監督も「あんなバッティングをされたら(代走などで)代えられない」と話すなど、全幅の信頼を置いている。
契約年数や金額は不明だが、仮に年俸5億円だったとしても安くはない。
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ところで日本ハムと言えば伊藤大海に「来オフメジャー挑戦」の可能性が浮上している。すでにメジャーに多くの日本人選手を送り込んでいる代理人と契約しているという情報まで飛び込んできているが…。いったいどういうことか。
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