近本光司はFA宣言するの?しないの? 阪神には「ソフトバンク参戦せず」が唯一の救い

公開日: 更新日:

 最低限の“出血”で済みそうだ。

 今季、国内FA権を取得した阪神近本光司(30)。2021年に最多安打(178)に輝いた4年連続盗塁王は、今季も虎の切り込み隊長として打率.279、3本塁打、34打点、32盗塁の活躍でリーグVの原動力となった。

 FA権を行使するかはまだ不明だが、球団は早い段階から慰留。粟井球団社長は3日、「僕が直接(近本と交渉)することはもうないと思う」と、すでに条件面を伝えたことを示唆し、FA権の行使残留も認める方針だという。

 FA宣言すれば争奪戦となるのは必至。仮に行使しなくとも、大枚をはたく必要がある。そんな阪神にとって唯一の救いは、金満補強をウリにするソフトバンクが争奪戦に参戦する気がないことだ。

 ソフトバンクの球団OBが言う。

「ソフトバンクが近本取りに動かない理由は2つ。まず、柳町(28)の成長です。外野手は柳田が37歳と高齢で、近藤(32)もケガがち。小久保監督が期待をかける正木(25)もケガでシーズンを棒に振り、いまだ覚醒待ち。もし、柳町が頭角を表さなければ、本気で近本獲得に動いていたかもしれない。もう1つはかねてから『残留濃厚』と言われているように、近本に阪神を出る理由が乏しいことです。地元の兵庫県出身で関西での人気や球団内での待遇はもちろん、年俸も3億7000万円と高額。阪神も資金力があり、ソフトバンクがどれだけ高額提示をしようと、条件の吊り上げに利用されるだけに終わる可能性がある。FA宣言の事情からして、残留の可能性がほぼなかった近藤や山川とは、そこが異なる」

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