大谷翔平が“尻拭い”してくれた山本由伸を絶賛した胸中…来季は本塁打王に加えてサイ・ヤング賞狙う

公開日: 更新日:

「投手としてナンバーワンを目指す意外にない」

 二刀流を続ける理由を聞かれて「(投打)両方できると思っていることが一番」とハッキリ答えたのが何よりの証し。代理人のバレロ氏も「ショウヘイは投げることが大好き。二刀流を長く続けることが重要なんだ」と話している。

 なのに投手として山本の後塵を拝した。というか、2戦連続敗戦投手になりかけたところを、味方打線と山本の力投に救われた。

 第7戦後の大谷は山本について「素晴らしいですね。世界一の投手とだれもが思っていると思う」と言っているが、打者も投手もできると公言しながら山本に“尻拭い”までしてもらった胸中はいかばかりか。

 米誌コラムニストのビリー・デービス氏がこう言った。

「大谷の原点は人がやっていないことへのチャレンジです。日本だけでなく、本場の米国でも前例のない投打の二刀流選手として認知された。打者としてメジャーの頂点を極めた以上、今度は投手としてもメジャーのナンバーワンを目指す以外にない。山本を『世界一の投手』などと話していますけど、負けてたまるかとファイトを燃やしているに違いない。まして大谷はすでに2度、右肘靱帯の修復手術を受けている。次に手術が必要な状況になったら、投手を断念することも示唆しています。といって100マイル(約161キロ)超の速球を投げているように、自身の投球スタイルを変えるつもりはサラサラない。肩肘への負担を軽減するフォームを模索しながらも、速球にはこだわりがある。投手として残された時間は限られているだけに、来季は本塁打王はもちろん、本気で投手の頂点のサイ・ヤング賞を目指すと思いますよ」

 日本時間4日、本拠地のロサンゼルスでドジャースの優勝パレードに参加した大谷は、ファンに英語でスピーチした。

「このチームを誇りに思うし、みなさんは世界最高のファン。来年、もうひとつのリングを手にする準備はできている。さあ、いこう!」

 来季は投打の頂点を極め、ワールドシリーズ3連覇を目指す。その準備はできているということだろう。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、実際のところ米国人の目にはどう映っているのか。メディアに続き、なんと選手投票によるMVPまでも落選。あれほどの衝撃的な成績を残しながら、なぜなのか。水面下ではいったい何が起きているのか。専門家に話を聞くと意外な言葉が返ってきた。

【もっと読む】大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ