著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

古江彩佳は大会直後に嘔吐して…海外遠征には「細心の注意」が通用しない怖さがある

公開日: 更新日:

 私も海外では生水、生ものは絶対に口にせず、レストランでメニューを見てもわからない時はスタッフに聞いて、加熱した料理しか食べませんでした。

 若い頃は海外ツアーに積極的に参戦し、「食事は何でも構わん」といったイメージの青木(功)さんですが、国内でさえも「信頼できるお店でしか刺し身は食べなかった」と聞きました。

 海外で体調を崩すと、英語が不慣れな選手は困ります。病院で診察を受ける際、症状を正確かつ、具体的に医師へ説明できないからです。

 あれは2003年の全英オープンの時です。会場はイングランド南西部にあるロイヤル・セントジョージス。私はテレビ中継の解説が仕事でした。B・カーティスがツアー初優勝を飾った大会ですが、初日の1番でT・ウッズが右のラフに打ち込み、いきなりロストボールになったといえば、覚えている人もいるかもしれません。

 練習日が終わって、ホテルに戻ると下腹部に感じた鈍痛が、やがて激しい痛みに変わり、脂汗まで出てきました。翌日からコースを歩いてラウンドリポーターなど到底できません。テレビ局のスタッフに連れられ病院に直行したのですが、痛む箇所や程度を説明してもなかなか理解してもらえず入院を余儀なくされました。レントゲンやCTを受けて尿路結石とわかり、痛み止めの助けを借りて決勝ラウンドだけは仕事に戻りましたが、海外ならでは長時間の苦しみに参ったものです。

 国内より時間を要することが多い海外では、考えられるアクシデントを想定し、対処法も考えておかなければなりません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    山下美夢有が国内メジャー3冠! “2ヤード刻み”の精密ショットで史上初グランドスラムに王手

  2. 2

    渋野日向子が「東海クラシック」に電撃参戦! 2019年の“最終日8打差大逆転劇”をもう一度

  3. 3

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 4

    佐久間朱莉しかり、自分のゴルフに自信があれば気の強さが顔に出るのは当然です

  5. 5

    都倉俊一さん(3)40代から競技ゴルフに挑戦。実力差に愕然としながらのめり込みました

  1. 6

    山下美夢有が全盛期の宮里藍に「勝ってる数字」「負けてる数字」 米女子ツアー“日本人年間最多勝”への期待

  2. 7

    日本女子プロV狙う櫻井心那の敵は「海風」と「スロープレー」 熟知する地元コースで開催

  3. 8

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  4. 9

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  5. 10

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  2. 2

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  3. 3

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  4. 4

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  5. 5

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  1. 6

    米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」

  2. 7

    巨人は逆転Vでも橋上監督代行の昇格「まずない」…阪神超え勝率でもこだわる“時代遅れの純血主義”

  3. 8

    『レボリューション』ではニッキー・ホプキンスのエレピソロに耳を澄ませてほしい

  4. 9

    阪神vs巨人《超低レベル》デッドヒートの行方と、虎V確率「80%」の根拠

  5. 10

    共産・田村智子氏の涙は「感情的」と批判続出、高市首相の涙演説はスルー…女性政治家の「涙」奇妙なダブスタ