若隆景が霧島下し2度目V、角界で加速する群雄割拠とそれぞれの因縁…来場所も波乱の土俵が確実

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豊昇龍や安青錦にもそれぞれの因縁が

 豊昇龍は同じモンゴル出身の霧島への対抗意識が強く、対戦成績も横綱の13勝12敗と互角。激しいライバル関係を築いている。

「霧島の方が3歳年上だが、幼少期はモンゴルで同じ柔道クラブに所属していた幼馴染み。プライベートで仲が良いからこそ、土俵上では互いに『負けたくない』と思っている」(ある親方)

 安青錦は若隆景を「入門前からずっと見ていた憧れの力士」と話しており、巡業では常に行動を共にしている。昨年11月場所で若隆景に立ち合い変化されて負けた時は、茫然自失となったほど。今場所を休場する原因となった左足首のケガも、若隆景が所属する荒汐部屋に出稽古に赴き、むちゃな相撲を取った時に痛めたものだ。

「2人の出世でモチベーションが上がるだけならいいが、対抗心が強すぎると空回りしかねないのが心配です。豊昇龍はただでさえ、熱くなって自爆する悪癖がある。安青錦はケガに加えて、持ち味の前傾姿勢の相撲も対策を取られ、現在は試行錯誤中。真面目な性格だけに、『自分と同じ下からの攻めを得意とする若隆景が順調なのに……』と悩みかねない」(前出の親方)

 横綱大の里はいまだケガに苦しみ、大関琴桜はカド番。来場所も波乱の土俵となりそうだ。

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