「からだの異常はなぜ左に現れるのか」花山水清著

公開日: 更新日:

「モルフォセラピー」という体の歪みを正す施術を開発した著者だが、もとは美術家。人体のデッサンを通じて「アシンメトリー理論」という人体の左右差を発見し、解剖学や生化学を学びながらその原因と解消法を追求してきたという。

 たばこのニコチンやジャガイモの芽に含まれるアルカロイドが体内に入ることで、筋肉や細胞の形態異常が起こり、これが体の歪みにつながると本書。頭痛腰痛などのほか、消化器障害やがんなどの原因にもなるとしている。

 自分でできるモルフォセラピーの一例も紹介。腰に両手をまわし、親指で背骨をなぞりながら骨のズレを見つけ、左親指は右へ、右親指は左へ向かって滑らせる。

 原因不明の不調があるなら、試してみる価値はありだ。

(廣済堂出版 800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状