男が極める食の道編

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「男のハンバーグ道」土屋敦著

 おいしいハンバーグづくりにこだわって、究極のレシピを生みだすまでの試行錯誤をすべて書いた世界一長いハンバーグレシピの本。

 一冊でたった一品のレシピしか紹介しない本ながら、中身や形状によってどこからどこまでがハンバーグと言えるのか、肉のこねる回数による味覚や食感の違い、ハンバーグに向く肉の部位と牛と豚の割合、卵やパン粉やタマネギの役目、ハンバーグの成形による違い、過去のシェフのレシピの検証、フライパン・オーブン・電子レンジ・七輪などによる焼き比べなど、毎食が実験と化した徹底した検証ぶりがすごい。

 最終章でついに「キッチンでできる超ジューシーハンバーグ」と、「時間もお金もかかるスペシャルハンバーグ」のレシピが登場。半ば冗談のようなレシピづくりを笑いながら読んできた読者も、ここまで検証された結果のレシピとあっては、つい試したくなりそうだ。(日本経済新聞出版社 850円+税)



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