時代小説でめぐる「東海道五十三次」編

公開日: 更新日:

■ふりだし〈江戸・日本橋〉「本朝金瓶梅 お伊勢篇」林真理子著

 蔵前の札差、西門屋慶左衛門は生まれついての好色漢。正妻がありながら妾を平気で囲うなど、金と暇にあかせて手あたり次第に女をものにしていた。ところが、肝心かなめの“モノ”が言うことをきかなくなってきた。そんなとき耳にしたのが、効能抜群の精力剤が四国にあるという噂。慶左衛門は、妾とお手付きの人妻をお供に、伊勢参りにかこつけて早速旅立つ。

 ところが、一夜目の保土ケ谷(程ケ谷)の宿で、「今助六」の噂高い慶左衛門の顔を飯盛り女たちが次々と拝みに来るからひと騒動。さらに駿河国の興津宿では15歳の美少年に目を奪われ……。(文藝春秋 543円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網