「バカボンのパパよりバカなパパ」赤塚りえ子著

公開日: 更新日:

 天才漫画家・赤塚不二夫の一人娘が、一家の破天荒な歴史をつづったノンフィクション。

 赤塚氏が駆け出しの新人時代に女性アシスタント第1号となったのが後の妻で、著者の母親となるママ=登茂子さんだった。そんな両親のなれ初めから、売れっ子になり、超多忙なスケジュールの中でも、スタッフとともに「命がけで面白いことをしよう」と競い合っていたといういたずらの数々、浮気相手とママの対決、そして超がつくほどのマザコンだったパパの素顔など、楽しかったことも悲しかったことも赤裸々に明かす。「オレはね、笑われながら死にたいの」と生前言っていた通り、作品以上にギャグ的生き方を貫いた天才の生きざまに脱帽。

(幻冬舎 690円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に