「モネとジャポニスム」平松礼二著

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 日本画家が、画家ならではの視点で論じたモネ論。

 それまで印象派の絵画に心動かされることがなかった著者だが、24年前にたまたま入ったオランジュリー美術館の「モネの部屋」で衝撃を受ける。日本画の屏風絵そのものだったからだ。以来、モネをはじめ印象派の画家たちの足跡をたどり、彼らと同じ場所でスケッチをし、彼らが何を思い、何を見、何を描こうとしたのかを、肌で感じようとしてきた。印象派がジャポニスムから受けた影響を論じ、モネは他の印象派と異なるとらえ方でより深くジャポニスムに傾倒していたと説く。モネの作品を読み解く一方、印象派ゆかりの地を巡る紀行エッセーなど。

 モネを超えるべく屏風絵を描き続ける著者が、愛し尊敬するモネを語りつくす。(PHP研究所 900円+税)


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