在宅にせよ病棟にせよ 今や老後は「牢獄」だ

公開日: 更新日:

「脱・貧困老後」サンデー毎日取材班

 年金だけではとても食べていけないと、80歳になっても毎朝夜明け前から働く高齢者がいる。加齢には病気もつきものだが、年金生活で糖尿病と闘うのは経済的にもつらい。国民健康保険の払いもままならず、滞納すると医療費の限度額適用も認定されず、がん告知を受けても病院に行けずに全身転移してしまった。マンション暮らしで隣近所との付き合いは薄く、建物の老朽化と住人の高齢化が同時に押し寄せる。都会のど真ん中での孤立死は当たり前なのだ。

 子どもに中古マンションを残しても、賃貸化するには高額のリフォーム代が必要でかえって負担になってしまうなど、世代にまたがる社会全体の老化がルポされている。(毎日新聞出版 900円+税)

【連載】NEWSを読み解く今週のキーワード

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網