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「潰瘍性大腸炎・クローン病がよくわかる本」渡辺守監修

 潰瘍性大腸炎やクローン病は炎症性の腸の病気で、ここ30年間で10倍以上に患者が増えている。どちらも国が定めた「指定難病」に含まれるため、「一生こんな状態が続くなんて」「普通に暮らしていけないのでは」などと落ち込む患者が多い。

 しかし、東京医科歯科大学医学部付属病院潰瘍性大腸炎・クローン病先端治療センター長の渡辺教授は、「数多くの患者さんを診ている医師の目から見れば、いずれもコントロールは十分に可能」と指摘。たいていの患者は最小限の薬で無理なく症状を抑え、ごく普通の生活を送っているという。

 治療の柱となるのは、薬物治療。治療薬には種類がいくつかあり、炎症の強さ、広がりなどによって適切な薬を選び、使い続ける。潰瘍性大腸炎はもちろんのこと、炎症が深くなりやすいクローン病も、手術を必要とするような合併症を起こさずに済む患者がほとんどだ。

「ふだんの暮らし」「症状があるとき」「妊娠・出産」など場面別で押さえておきたいことにも触れている。徹底して患者の側に立って病気を解説した一冊だ。(講談社 1300円+税)


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