「リケコイ。」喜多喜久著

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 某国立大の農学部に入学した森は、内向的な性格が災いして、4年間、友人らしい友人をつくれず、大学院へと進学。森が所属する「天然物合成科学研究室」は、毎年、某私大の4年生の卒業研究を引き受けていた。4月、森は今年度の「お客さん」として1年間、研究室に通ってくることになった羽生に一目ぼれしてしまう。これまで女性とは会話を満足に交わしたことがない森だが、幸運にも指導教官から羽生の世話を指示され、その立場を利用して徐々に羽生と親しくなっていく。6月、研究室の飲み会で慣れない酒を飲んだ森は、一大決心をして羽生の自宅に電話をかけ、一方的に告白するが……。

 森の空回りを描きながら、理系男子が「恋愛でやってはいけないマニュアル」も説く新感覚小説。(集英社 600円+税)

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