「脳卒中リハビリテーション」早見泰弘著

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 高齢者が要介護になる最大の原因が脳卒中だ。血栓溶解療法のおかげで助かる確率は上がったが、後遺症が残るケースが多い。機能回復のためにリハビリを受けることが必要で、病院や老人保健施設などで受けることが多い。だが、これらの施設のリハビリは「家に帰る」ことや「今ある機能の維持・向上」が目的である。

 最近、健康保険、介護保険の枠にとらわれず、民間企業が「保険外」でリハビリ事業を行う施設が生まれている。そこでは「失われた機能の改善」が目的で、キーボードを打ちたい、クルマを運転したいなどの希望に沿うリハビリが目的である。

 復職に向けた新しいリハビリの選択肢を紹介する。

(幻冬舎 1200円+税)

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