「ブラックガード」木内一裕著

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 私立探偵の矢能に依頼が来た。正岡道明という老人に正体不明のサトウという男から電話があり、2億円で買ってほしいものがあると言う。正岡には思い当たるものがあった。その交渉のために矢能を雇えという指示だったが、矢能は断った。

 ところが、19歳の正岡の孫娘が誘拐されるという事件が発生。正岡は2億円の「商品」のことを警察に知られたくない。矢能は正岡の部下の田崎と2億円を運ぶことに。廃工場でサトウに金を渡し、「商品」の寺西という男を背中の入れ墨で田崎が本人確認をした上で受け取った。そして、サトウから孫娘がいる部屋の鍵を受け取ると、田崎は寺西を銃で撃ち殺す。

 元ヤクザの探偵が、難解な事件に立ち向かう。

(講談社 1760円)

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