「おいしい味の表現術」瀬戸賢一編 味ことば研究ラボラトリー著

公開日: 更新日:

 味をことばで伝えたいときに、まず守るべきは「うまっ、ヤバッ、コレナニ?」を言わないことだという。なぜならあとが続かないからだ。グルメ情報があふれ、世界中のメニューが揃う飽食の時代、足りないのは「ことばによるオーダーメイドの味付け」だと著者はいう。ことばの貧困は巡り巡って食の均一化と質の低下を招きかねないから、もっと味を表現する努力をしなければならないと。SNS時代の即戦力となってくれる、味を表すことばの豊かさと奥深さを伝えるテキスト。

「コク・キレ・のどごし」のコクや、生ビールや生チョコなどの「生」とはどういう味か。ことばの側から実際の味を探る。さらにカレーやラーメンなどの国民食を例に口中の味をどのように表現するか実際に手ほどきする。

(集英社インターナショナル 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 4

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  5. 5

    ベネズエラの剛腕マチャドが今オフ、オリックスとの契約満了で日米争奪戦に発展か

  1. 6

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  2. 7

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」

  5. 10

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も