「日常」から抜け出せ!旅の本特集
「ぶらり鉄道 廃線跡を歩く」今尾恵介著
「ぶらり鉄道 廃線跡を歩く」今尾恵介著
廃線というと錆びたレールや廃駅舎などをイメージするが、実際は売れるレールは外し、駅舎も撤去されることが多い。北海道の手宮線はレールが残され、線路に並行して歩道が造られている。
小樽の手宮と札幌を結ぶ鉄道が開通したのは1880年。その後、炭田のある幌内まで延びて、石炭積み出し港の手宮と結ぶ官営幌内鉄道となる。1905年には北海道鉄道と接続し、国鉄手宮線となった。だが、乗客数の減少や貨物輸送の衰退などで、1985年に全線廃止となる。
手宮線跡に設けられた遊歩道にはベンチが置かれ、住民が犬を連れて散歩している。貨物駅跡には小樽市総合博物館があり、蒸気機関車「しづか」などの展示もある。
ほかに、「波」のつく駅が7つと「恋路」駅がある「のと鉄道能登線」など、全国の廃線を紹介する。 (PHP研究所 1650円)



















