ジュリアナクイーンこと荒木師匠と…“思い出の地”歩いた

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 荒木師匠が六本木でよく通ったのが日拓ビル地下のディスコ「エリア」だ。

「エリアではテクノとパラパラが合わさった『テクパラ』を踊っていました。もちろんボディコンで。エリアではルナ軍団といわれるベルサーチやルナマティーノといった派手な服装の15人くらいのディスコダンスサークルの人が幅を利かせていました。5時まで踊って、その後、カフェテリア『ジャック&ベティ』かカフェ『アマンド』に行ってルナ軍団の人たちにダンスを教えてもらいながら反省会をしていましたね」

 近年、ディスコブーム復活の兆しがある。10月に大阪にオープンしたジュリアナ大阪のオープン記念は荒木師匠も駆けつけた。そんな今でもイケイケの荒木師匠だが、数年前からは婚活塾、結婚相談所を営んでいる。そこで不安を覚えるのが若者のエネルギーのなさだという。

「ディスコの復活はいいと思う。ハデ好きの大阪の文化に合っていると思うし、東京でも復活してほしいです。夜遊びが活性化すれば景気もよくなるでしょう。今の若い人は野心が少なく安定志向。それでは経済が回りません」

(取材・文=瀬尾映紀/日刊ゲンダイ

▽荒木久美子(あらき・くみこ) 東京生まれ。91年にオープンし、一世を風靡したディスコ・ジュリアナ東京で「お立ち台の女王」と呼ばれる。その後、深夜番組「トゥナイト」(テレビ朝日系)に出演し脚光を浴びる。現在は、女性向けの婚活塾「美女活工房」、結婚相談所「アプレ」を営んでいる。

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